シューキョーのオサソイとオコトワリ | トテモちわわコムギコ団withシュナ

シューキョーのオサソイとオコトワリ

なにげにこのブログが「生存」していたことが奇跡に近い!と思うのですが

当の管理人本人がココの存在をすっかり忘れていた一年あまり…こりゃぁちょうどイイ隠れ家だな!と

徒然を書いてしまいましょう。


先日、とある方に「相談」を持ちかけられました。

 『オンガクとかデビューとかについて思い悩んでいるんだろうか?』

みたいな…要するにバンドがらみでつきあいのある相手だったので、社会生活と音楽活動について

なにがしかの相談を請いたいのだろう(あるいは要求?)と、考えていたのです。


軽い雑談を交わしたあと、どうやら主題に入れないようなので助け舟。

「で、本題はなんですか?」

と聞いてみたところ…

「○○○■■■会ってご存知ですか?」

「へ?」

「○○○宗■■■会というんですけど」

「知らないよ」

ていうかソレ、モロにシューキョーダンタイじゃん!みたいな驚きを隠しつつ話をさらに聞いてみると

要するに、そのひとは12年にわたってとあるシンコーシューキョーに所属していて

「あなたのためを思って」

入信を薦めに来たのでした。


ていうかさ、オイラをどんなヤツと思ってそんなこと話すんだろう?

専門的なプロファイリングとは云わないけれども、少しは相手の精神的スタンスなどについて

考察を経たうえで行うとか「戦略性」ってものはないんだろうか???


まぁ、最初のうちは軽いプレゼンテーションくらいさせてやろう、と話を聞きました。

だがしかし、シンコーシューキョー(しかも仏教系)に共通した「病気」である

 ・輪廻転生

 ・さっぱり当たらない予言と終末思想

 ・ほかの宗教は間違っていて自分たちだけが正しいという無敵論理

などなど、トンデモ度360パーセントな主張が炸裂しまくり、ついに私も本気になりました(笑。


「ていうかそれ、仏教でもなんでもない適当なインチキ法螺バナシだね」

「仏教にもいろんな流派があるんです。そして私たちだけが正しいんです」

「するってぇと、大乗仏教とか小乗仏教とかも関係なく、あんたらだけが正しい?」

「そうです、間違いありません。証明もできるんです」

「証明?どうやって?」

「それにはまず、この本を読んでください。すべて科学的に証明できるんです」


と、差し出された一冊の本…それは、少しでも新興宗教、というか「カルト」について知識を持つモノなら

誰でも知っているウルトラいんちきダメダメ予言とアホカガク(風)味付けのカルト本。

のっけからめちゃめちゃな「脅し」がでっかく書いてあるというクソ本の見本みたいなヤツなので

「脅かして入信させる方式ね、ダメ教団の典型だね」

「知りもしないでなんでそんなことが云えるんですか?」

「だってキミ、すでに社会ととてもうまくやっていけそうにないバカ話を連発してるじゃない」

「それじゃぁあなたはイヤなことや悪いことが起きてもいいんですか?」

「へ???脅迫してんの???」

「あ、いえ、そうではなくて、いやなことや悪いことが起きて欲しいと思いませんよね?」

「そりゃぁ、起きないほうがいいけれどね。人間である以上、避けようのないトラブルは必ず起きるよ」

「そういうことだって避けられるんです!」

「アホだ…っていうかキチガイだ」


私のスタンスは…形而上のことがらについて、考察くらいするけれど、そういうモノに惑わされたり

日々の生活の中で重視「しない」ことを信条としている。

それはつまり、あらゆる「良いこと」や「悪いこと」は、すべて私の行動に起因するのであり

私にとってつらいことや嬉しいこと、不安や安心の根幹にあるのは私の心のありようそのものであって

ほかのなにか…とりわけ、あるのかないのか分からない神や仏に左右されたり、前世だの来世だのという

さまざまな形而上に操られるものでは決してない、ということ。


言い換えるなら、そぉいう認識なしにスピリチュアルなものにすがったり、オカルト神秘主義の思想に

傾倒したところで、あらゆる問題を解決することなど「決してできない」というのが私のスタンス。


要するに、(見えないものに頼った)他力本願ではなく、自助努力をしなさい!というのが私のスタンス。

実をいうとそれは…いわゆる「三大宗教」の根幹でもあり、原始的な教えでもあるはずなのだが…

土着化と普及(布教)の歴史の中で、勝手に書き換えられてしまった面でもある…なんていう考証も挟みつつ

私は相手に最終宣告をくだしました。


「いいよ。ここまではキミの勇み足ということにしてあげます。ただし以後たったの一度でも

 私に対して今の話の続きをしたなら、以後あなたは出入り禁止だし、一切の付き合いを絶ちます」

「私はあなたがよりシアワセになれるようにこうして話をしているのですが…」

「さよなら」


というワケで、最終宣告どおりに相手を退場させた私ですが…なんともまぁ、相手を間違った勧誘…

押し付けの善意に穴だらけのプレゼンテーションって…肌寒いものがあります。

ちなみにこの方、あろうことか同じ日に私の関係者2名にも同じ「オサソイ」を仕掛けていたことが

夜になって発覚し、軒並み皆さん「困ったね」という顔で現れ、私を囲んで

「カルト宗教勉強会」など開催されたのでした(笑。


まぁ今回はこの教団についての実名表記は「許してやる」ので(苦笑)

二度とこぉいうクダラナイことが起きないように祈ることにしましょう。